娘二人が嫁ぎ、自分たちのお墓の事も考える年齢になりました。また故郷のお墓に眠る両親の遺骨のこともずっと気になっておりました。また嫁いだ娘達にお墓の管理費等の負担をかけたくないという思いもあって、永代供養のお墓を探しておりました。
そんなとき不思議なご縁で東本願寺の浅草浄苑堂内墓に巡り合い、私たちの希望にピッタリでしたので早速申し込み、その年の内に故郷の墓から両親の遺骨を改葬致しました。
永年私共の常に心の中にあったことだったので、それ以来大変心が安らぎました。そのうえ東本願寺の婦人会にも入会し、仏教についての勉強会、お経の読み方等も習わせていただきながら、様々なご奉仕にも参加し、お寺とのご縁を通じて沢山のお友達もできました。
お墓が都心にあるといつでもお参りに行けるので、たびたび墓参に訪れて、安心した日々を過ごしております。

平成13年に大好きだった母が他界しました。その時は涙・涙の日々を過ごしました。
母のために東本願寺さんの境内に墓地を建立して納骨しました。そしていつか独身の私も母と同じお墓に入ることになります。
しかしそれから10年の時が流れて、「私が入った後このお墓はどうなるの？」との思いに駆られるようになりました。丁度そのころ東本願寺さんに永代供養が付いた堂内墓が完成し、すぐにお申し込みをして母の遺骨を改葬しました。これで私の亡き後も、遠縁の人などがお参りに来てくれても安心です。
それよりも大好きな母がこんなステキなところに眠っているんだと思うとうれしくてしかたありません。
お参りの時にたまたま居合わせた方につい、「見て、見て！うちの母はここにいるんです！」って言ってます。

その昔、かっぱ橋に尽力した祖父母や両親を、浅草の地に是非戻してあげたいと思い続けていました。そして子供、兄弟らが気軽に立ち寄りお参りすることができる利便性を考えて、ひばりヶ丘別院から改葬いたしました。
慈光殿4階へ上がり、気持ちよくお参りしたあとには、ご先祖さまと一緒にスカイツリーを眺めながら隣接しているラウンジでコーヒーブレイクをして過ごしています。

私ども夫婦は、年もとったのでお参りしやすい場所に転墓した方が、子供達にとりましても集まり易いと思い、東本願寺浅草浄苑の方々に、たびたびご相談致しましたところ、大変ご親切なる説明をいただきました。子供らが浅草浄苑内の明るさにも感動しました事が大きな力添えにもなり、決めさせていただきました。
そのうえ、特に、相談のなかで相続権や管理費を納めて置けば、永代にお世話になれるとの事で、転墓の気持ちを固めた訳です。
その後、盂蘭盆会を通じたお知らせなどには心いくまでのお知らせをはじめ、親鸞聖人に関する法話の紹介など、至れりつくせりのお教示など今更ながら吾が身の足らなさを教えられるばかりの気が致しております。

平成２０年に妻を亡くした私は、妻の遺骨を納める場所を決める必要に迫られておりました。私達には子供がいないため永代に供養をしてくれる所を探しました。
東本願寺浅草浄苑のお坊様に色々聞きましたところ、お寺が存続する限り永遠に面倒を見て下さいますので、安心してお世話になりたいと思いました。お墓参りもいつでもできますから、妻の月命日には必ず伺っております。